麻酔科
千歳船橋あむ動物病院の麻酔科は、その子だけの麻酔を担当する科です。
当院では “その子の状態に合わせた麻酔計画” を立てることで、 高齢の子や持病を抱える子の麻酔にも幅広く対応しています。
年齢や持病のせいだと、麻酔を諦めていませんか？
「うちの子はもう高齢だから麻酔は怖い」
「心臓や腎臓の病気があると聞いて不安」
「前に他院で麻酔を断られてしまった」
そんなご不安を抱えている飼い主様は、少なくありません。実際には、適切な準備や管理を行うことで、より安全に麻酔を受けられるケースは多くあります。
このような不安やお悩みはありませんか？
- 他院で「年齢を理由に麻酔は難しい」と言われた
- 心臓・腎臓・呼吸器の病気があり、麻酔が心配
- 昔、麻酔でつらそうな経験をした
- 持病を悪化させないか不安
- 麻酔が必要な手術・検査を受けさせるべきか迷っている
小さな不安でも、お気軽にご相談ください。
その子にとって安全に麻酔を行うための方法を、一緒に考えていきます。
当院の麻酔の特徴
当院は「安心して麻酔を受けられる環境」と「その子に合わせた最適な計画」 を大切にしています。
重症例の麻酔経験を持つ獣医師が複数名、常勤しています
二次診療施設で重症例の麻酔管理に携わってきた獣医師が複数名在籍しています。重度心疾患・腎疾患・呼吸器疾患・シニア動物など、リスクの高い症例も丁寧に評価し、「何が危険で、どう乗り越えるか」 を踏まえた麻酔計画を立てています。
専門性の高い非常勤麻酔医が担当することも可能
特に難易度の高い症例では、麻酔専門の非常勤獣医師に来院してもらい、その子だけの麻酔を担当する体制を整えています。飼い主様の不安に寄り添いながら、最も安全な方法を検討します。
ASA4まで対応しています／ASA5での成功例もあります
麻酔リスクを評価するASA分類において、当院はASA4（重度の全身疾患あり）まで対応しています。さらに、ASA5（生命の危機にある状態）でやむを得ず麻酔が必要だった子が、問題なく乗り越えたケースもあります。
最善の麻酔を行うためのステップ例
「なぜ麻酔が必要で、どう行うのか」 を飼い主様にもわかりやすく説明し、事前の検査でリスクを細かく評価したうえで段階を踏んで検査を進めます。
麻酔前の検査
- 身体検査
- 血液検査
- レントゲン検査
- 心エコー・腹部エコー
- 必要に応じた追加検査
検査結果と全身状態をもとに、その子に最適な麻酔方法・薬剤・モニタリング計画を組み立てます。
麻酔中
心電図・血圧・体温・呼吸状態・酸素化などの詳細モニタリング：麻酔をかけている状態についてリアルタイムで詳細に観察します。
状態変化への迅速な対応：なにか状態変化が現れたら迅速に対処します。
麻酔後の管理
手術中だけでなく、麻酔が覚めて、お家に帰るまでの時間もしっかりサポートします。 痛みや吐き気のケア 持病に合わせた術後管理
他院で麻酔を断られてしまった方へ
「高齢だから」
「心臓が悪いから」
「持病があるから」
こうした理由で麻酔を断られ、治療を諦めてしまう飼い主様もいらっしゃいます。しかし、年齢や病気が“麻酔できない理由”になるとは限りません。
大切なのは、正確なリスク評価、適切な準備、個別の麻酔計画です。諦める前に、ぜひ一度ご相談ください。その子にとって最善の方法を、一緒に探していきます。
