推奨される予防医療について

予防が大切なことはわかるけど、具体的に何をやったら良いか、なかなか覚えていられないですよね。今回は一般的なものを一覧にしました。千歳船橋あむ動物病院では、典型例にとらわれず、ご家族にあった方法の相談も行っているので、ぜひご相談ください。

目次

混合ワクチン(犬猫)

狂犬病ワクチン(犬)

寄生虫予防(犬猫)

フィラリア予防(犬猫)

歯科予防(犬猫)

健康診断(犬猫)

不妊手術(犬猫)

混合ワクチン(犬猫)

・犬:1年に1回
・猫:1年に1回(条件によっては3年に1回)
※ワクチン接種状況によってはこの限りではありません。

狂犬病ワクチン(犬)

・世田谷区から封筒が届きます。
・4~6月は本院で注射済表発行手続きが可能です(現金対応のみ:3,750円)。

寄生虫予防(犬猫)

・月に1回
・犬はマダニに効く製品を選ぶ
・散歩中に何かを拾い食いする子は消化管寄生虫に効く製品を推奨
・偽造品の流通に注意

フィラリア予防(犬猫)

・犬は5月末から11月末まで、月に1回(計7回)。
・7ヶ月齢以上の犬では薬を使う前70日以内に未感染であることのチェックが毎年必須です。
・一年中、月に1回予防している犬では検査不要です。
・猫は未感染であることの証明が一筋縄ではいきません。ほとんどの猫用寄生虫予防薬はフィラリアにも効くため、一年中予防することをおすすめします。
・偽造品の流通に注意

歯科予防(犬猫)

・歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)の状態が最も重要です。
・麻酔リスクを含めて事前に相談にいらしてください。
・ワクチン接種のついででも構いません。

健康診断(犬猫)

・7歳以下の犬:年に1回、診察を受けましょう。ワクチン接種のついでで構いません。
・8歳以上の犬:年に2回、診察を受けましょう。そのうち1回は血液検査なども行いましょう。
・6歳以下の猫:年に1回、診察を受けましょう。
・7歳以上の猫:年に2回、診察を受けましょう。そのうち1回は血液検査なども行いましょう。

不妊手術(犬猫)

・不妊手術で防げる疾患は主に高齢で発症します。
・高齢になるほど麻酔リスクは上がります。
・気になる方はぜひご相談ください。ワクチン接種のついでで構いません。