飼い主さんからよく頂く質問を以下にまとめています。
目次
Q. トリミングやペットホテルは行っていますか?
A.当院では、トリミングおよびペットホテルのサービスは行っておりません。
当院は「動物病院」としての役割を大切にし、診療・検査・治療といった医療分野に注力することを方針としています。近年、動物病院にはトリミングやホテルなど、さまざまな役割が求められるようになっていますが、当院では限られた人員と時間を医療の質を安定して保つために集中させたいと考えています。そのため、誠に勝手ながらトリミングやペットホテルの対応は行っておりませんが、「いざという時に安心して相談できる病院であること」を何よりも大切にし、日々の診療体制づくりに力を注いでいます。ご不便をおかけする点もあるかと思いますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。
Q. 交通系電子マネーやスマホのQR・バーコード決済は使えますか?
A. 現金またはクレジットカードのみ対応しております。ご不便おかけし申し訳ございません。
Q. ペット保険は使えますか?
A. ご利用いただけます。本院は保険会社との提携は行っていないため、診察後に飼い主様から保険会社へ直接ご請求をお願いいたします。
Q. 爪切りや肛門腺絞りは行っていますか?
A.診察を伴わない日常ケア(爪切り・肛門腺絞りのみ)の対応は行っておりません。
当院では、爪切りや肛門腺絞りといった日常ケアについては、診察の一環として行う場合に限り対応しております。近年、動物病院には医療以外にもさまざまな役割が求められるようになっていますが、当院では「病院」としての使命を大切にし、診察・検査・治療といった医療を安定して提供することに力を注いでいます。そのため、ケアのみのご来院には対応しておりませんが、診察の際には必要に応じて爪切りや肛門腺絞りを行うことが可能です。ご希望がある場合は、受付や診察時にお気軽にお申し付けください。
Q. 子犬・子猫を迎え入れました。まず何をすればよいですか?
A. まずは一般診療科をご受診ください。子犬・子猫を迎え入れたあとは、ワクチン接種、寄生虫予防、不妊手術(避妊・去勢)など、成長段階に応じたケアが必要になります。当院では、まず一般診療にて現在の健康状態を確認し、生活環境や月齢に合わせて、今後の予防・治療のスケジュールを一緒に整理していきます。「何から始めたらいいか分からない」という段階でも問題ありませんので、安心してご相談ください。ご来院時の持ち物初診時には、以下をお持ちいただくと診察がスムーズです。
- ウンチ(あれば)
- ペットショップやブリーダーから受け取った健康状態に関する書類一式(ワクチン証明書、健康チェック表など)
※書類がすべて揃っていなくても診察は可能です。
Q.ワクチンはいつ接種すればよいですか?
A. ワクチンの接種時期は、年齢・生活環境・体調によって異なるため一概には言えません。そのため、いつ打つべきか迷う場合は、まず一般診療科をご受診ください。
診察では、現在の健康状態や生活環境を確認したうえで、その子に合ったワクチンや寄生虫予防の時期・内容をご案内します。なぜ「健康なうちから」の予防が大切なのか動物病院には、感染症を含むさまざまな動物が来院します。当院では、専用の消毒や隔離対応を徹底していますが、感染リスクを完全にゼロにすることはできません。また、体調不良や入院などで免疫が下がったときほど、通院や検査の機会は増えていきます。だからこそ、元気なうちからワクチンや寄生虫予防で備えておくことが、動物とご家族を守る確かな方法だと考えています。
ワクチンについて詳しく知りたい方へ
当院院長が監修した、ワクチンに関する解説記事もございます。
予防の考え方や接種時期の目安を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
犬のワクチン(予防接種)の種類・費用・時期を獣医師が一覧で解説
猫のワクチン(予防接種)の種類・費用・時期を獣医師が一覧で解説
Q.混んでいる日が多いですが、いつ頃が空いていますか?
A. ご来院いただく際の参考になるよう、混雑しやすい時期や時間帯についてお知らせいたします。
- 4~6月は特に混雑:狂犬病予防接種のため、ワンちゃんの来院が増える時期です。
- 土日:最も混雑します
- 木曜日:平日の中ではやや混雑しやすい日です
- 水曜日:比較的空いています
- 混みやすい時間
- 午前:受付開始直後~9時半ごろ
- 午後:受付開始直後~16時半ごろ
- 比較的空いている時間
- 午前:10時ごろ
- 午後:17時ごろ
ご予約について
当院は2025年7月より予約優先制を導入いたしました。
- ご予約いただくことで、混雑を避け、待ち時間を大幅に減らすことができますので、ぜひご利用ください。
- 急に体調を崩したなど、ご予約なしでの診察も受け入れております。その場合は「待機枠」でのご案内となり、混雑状況によってはお待ちいただく場合がございます。
その際には、上記の「混雑しやすい曜日・時間帯」を目安にしていただくと、比較的スムーズにご案内できることが多いです。
Q.避妊・去勢手術を受けたいのですが、どうすればよいですか?
A. まずは一般外科をご受診ください。
避妊・去勢手術は、年齢や体重、健康状態によって適切な時期や注意点が異なります。
そのため当院では、手術の前に一般外科にて診察を行い、現在の健康状態を確認したうえで、手術の時期・方法・術前検査・リスクなどを丁寧にご説明しています。
「まだ検討中」「いつ頃がいいか知りたい」という段階でも構いません。まずはお気軽にご相談ください。
Q.寄生虫予防は必要ですか?
A. はい。当院では、犬・猫ともに通年での寄生虫予防を推奨しています。
近年の暖冬の影響で、世田谷区では蚊の活動期間が長期化し、犬フィラリア症の感染リスクが通年化しています。実際に、二子玉川周辺でも感染の話があり、注意が必要な状況です。
また、マダニが媒介する SFTS(重症熱性血小板減少症) では、ペットから感染したヒトの死亡例も報告されています。砧公園や馬事公苑でも、令和以降にマダニ被害が確認されており、「都心だから安全」とは言い切れません。
当院では、犬フィラリア症とマダニを同時に予防できる製剤を通年で投与することを推奨しています。
通年で継続することで、翌年のフィラリア血液検査が不要になるというメリットもあります。
完全室内飼育の猫ちゃんでも寄生虫予防は必要です。
ノミ・ダニ・フィラリアを媒介する蚊は、
- 網戸や玄関のわずかな隙間
- 飼い主さんの衣服や荷物
などを通じて、簡単に室内へ侵入します。
国内の調査でも、「完全室内飼育でも寄生虫に感染した例」が報告されています。
ノミやダニは皮膚炎や貧血の原因となり、マダニは犬と同様に SFTS を媒介します。
さらに、猫フィラリア症は近年注目されており、この地域でも 過去に蚊に刺された痕跡(曝露)が約10%前後と報告されています。成虫が寄生するケースは多くありませんが、診断が難しく、突然死や重症化につながることがある病気です。
完全室内飼育であっても蚊の侵入を完全に防ぐことは難しいため、猫のフィラリア予防は費用対効果の高い標準的なケアと考えています。
動物病院には、感染症の動物が来院することもあります。当院では、専用の消毒や隔離対応を徹底していますが、感染リスクを完全にゼロにすることはできません。
体調不良や入院などで免疫が下がったときほど通院の機会は増えます。だからこそ、健康なうちからワクチンや寄生虫予防で備えておくことが、動物とご家族を守る確かな方法だと考えています。
Q.子猫を拾いました。どうすればよいですか?
A. まずは感染予防と安全確保を優先し、できるだけ早く動物病院を受診してください。
① まず最初に気をつけること(とても重要です)
ノミなどの寄生虫が落ちる可能性があるため、先住猫とは必ず隔離してください
カビによる皮膚病や、ウンチの寄生虫は人にうつることがあります
→ 触ったあとは必ず手洗いをしましょう
段ボール箱やタオルなどで、
他の動物と接触しない簡易的なスペースを作ってください。
② 病院へ連れて行くまでの「応急対応」
元気がない子猫では、
脱水・低血糖・低体温 が同時に起こりやすく、命に関わることがあります。
■ 脱水に注意
水を口元にそっと近づける程度にしましょう
無理に口の中へ入れると誤嚥の危険があります
尿が出ている場合は、ひとまず深刻な脱水の可能性は低いと考えられます
■ 低血糖に注意
濃い砂糖水を作り、
綿棒に湿らせて舐めさせてみてください
欲しがるようであれば、少量ずつ追加して構いません
■ 低体温に注意
子猫の至適温度の目安は以下とされています。
1週齢前後:約31℃
2〜3週齢:約27℃
4週齢前後:約22℃
寒そうな場合は、
ペットボトルで湯たんぽを作る
ドライヤーを使う場合は火傷に十分注意
してください。
③ 年齢の目安を知る(参考)
体重を測ることで、ある程度の月齢を推測できます。
出生時:約100g
以降、1週間に約100gずつ増加
生後1ヶ月:約450g
生後2ヶ月:約900g
※ 野良猫の場合、小柄なこともあります。
④ 食事・排泄についての注意点
3週齢未満の子猫は、自力で排便・排尿ができません
4週齢未満:猫用代用ミルク
4週齢以上:子猫用フード
ドライフードの場合は、
ぬるま湯でふやかし、1日3回以上に分けて与えてください。
⑤ できるだけ早く動物病院へ
見た目に元気そうでも、
寄生虫
感染症
栄養状態
月齢に合ったケア
は、診察をしなければ分かりません。
「拾ったばかりでどうしていいか分からない」という段階でも構いません。
できるだけ早めに動物病院へご相談ください。